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2012年10月30日

10/29 出前講座 in 江南中学校

浜松市南区、江之島町にある江南中学校学校にて、70分の講座を2回やらせていただきました。
担当は、自伐林家の鈴木ツリーと、プランナー若葉マークの山田です。
江南中学校は海のすぐそば波 今までで、一番山から遠い学校かもしれませんびっくり




今回は「海岸林」についてのリクエストをいただき、
6月に来た台風4号での塩害や東日本大震災での津波を例に
海岸林の働きの説明をしました。
一番身近な松林のこと、わかってもらえたかなはてな
さすがに防災訓練はしっかりやっているそうで、
津波の話をした時に生徒のみなさんの顔がキュッと真剣になったのが
印象的でした。

続いて浜松市の林業のお話。
浜松市の森林率は67%で、これは、全国平均66%とほぼ同じ。
しかし、人工林率は全国平均40%に対して、76%びっくり
日本三大人工美林に数えられる全国有数の林業地なのです。
ちなみに、ほかの二つは奈良県の吉野、三重県の尾鷲。

浜松市のすごいところは、植林によって天竜川の治水に貢献し、
天竜林業の父と言われる金原明善を、道徳で取り上げてるところ。
おかげで、植林や林業の話がしやすいです。

明善にちなんで、「なぜ山に木を植えると、洪水が起こらないのか?」
と問いかけ、山の土の保水力を見る実験をしたのですが、大失敗ガーン
砂と山の土にそれぞれ水を注ぎ、出てくる時間と量の違いを見せるはずが、
ほぼ同じ涙前日に家で試したときは成功したのになぁえーん ごめんなさい。
2回目の講座では、反省を生かして、かろうじて違いをみてもらうことができました汗

後半は、チェーンソーの実演ですびっくり
丸太を切って見せ、年輪を数えました。30年生の杉です。
ここで鈴木さんの、自伐林家ならではのお話キラキラ
「この木は自分が植えたんじゃなくて、僕の親父が植えたんです。」
「親父や爺さんが植えた木を僕が伐り、僕が植えた木を子どもやそのまた子どもが伐る」
「半年に1回新しい機種が出る携帯電話と違って、林業はこんな時間の流れなんです。」

を大切に育ててきたんですねぇ双葉

次はいよいよ体験コーナーパンチ
まずは、男女一人ずつ代表で、チェーンソーで丸太を切ってもらいました。
感想マイクは、「こわい!」「まっすぐ切るのは難しい!」「チェーンソーが重い!」etc.
協力してくれた皆さん、勇気を出して頑張ってくれてありがとうびっくり

最後は、TENKOMORIの出前講座で「盛り上がる上昇」と最近評判の手鋸で早切りリレー力こぶ
しかし、用意したのは細いけれども乾燥した広葉樹だったので、堅くてみんな大苦戦うわっ
意外なことに、女の子の方が上手!? 力まずに挽くのがいいようですニコニコ

最後は時間が足りなくなってしまって、バタバタしましたが、
今回の講座で林業をちょっとでも身近に感じてもらえたら嬉しいですハート

最後まで片づけを手伝ってくれた男子諸君、ありがとうございましたニコニコ

読んでくれた皆さま、写真ナシの報告でゴメンナサイ。
撮ってる時間の余裕も、心の余裕もありませんでした汗

  

Posted by TENKOMORI at 00:27Comments(0)活動報告

2012年10月27日

フォレスト・ガイダンス in 二俣高校

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フォレスト・ガイダンス in 二俣高校 活動報告
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日時 :2012年10月25日 (木) 晴 12:40~14:15
場所 :二俣高校 体育館
対象 :1年生 (121名)
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TENKOMORI担当:瀧澤、久山
説明資料 :20121025 - フォレスト・ガイダンス in 二俣高校.pptx
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【実施内容&一言コメント】
■ 準備 12:40 ~ 13:10

■ フォレスト・ガイダンス開幕 13:20 ~ 13:25
    ① 西部農林担当:鈴木さやかさんからフォレスト・ガイダンスの目的説明
    ② TENKOMORIメンバーの自己紹介

■ 実演 13:25 ~ 13:45 (担当:瀧澤))
    ① 服装、装備の説明(ヘルメット、チェーンソー etc)

    ② チェーンソーでの実演
     チェーンソーで伐った檜の輪切りを生徒のみなさんに実際に触れてもらいました。
     伐りたての木を用意し、木の樹皮を剥いた、表面の瑞々しさ、香りを感じてもらいました。
     『木は生きている』を実感してもうら、それが1つの目的でした。

    ③ クラス、先生対抗のこぎり早伐り競争
     3人1組の対抗戦。2組が優勝!お疲れ様でした。

■ 説明 13:50 ~ 14:10(担当:久山)
    ①『天竜林業について知っておきたいこと』
    ②『林業とは』
    ③『森林の機能・役割とは』
    ④『緑の砂漠』
    ⑤『間伐の必要性!”光”を森へ』
    ⑥『わたしたちにできること』
    ※詳細は、説明資料を参照。Hotmail宛てに資料送付。
     内容がわかりづらい。説明が下手等々、生徒の皆さんには、???だった部分が
     多かったかもしれません。
     何か1つでも伝わったものがあったらと切に願う次第です。

■ 西部農林担当:鈴木さやかさんによる締めくくり

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【総括】
・『木が生きている』を感じる
 私の思いとして、伐ったばかりの檜のにおい、樹皮をめくった時のうつくしい肌、瑞々しい感じ、
 五感で木を感じ、木の命に触れて、『木が生きている』
 ということを感じてほしかった点にありました。
 実際は、湿り気のある輪切りに触ることに抵抗を感じていた生徒さんもいて、
 切なさがこみ上げてきましたが、
 それはヒトそれぞれの感じ方であって、否定はできないし、自分の思いが受け入れられると
 思っていた自分の思い上がりに”喝”でした。

・環境教育の必要性を感じる一方で
 継続的、定期的な教育が、興味、関心を深めると思いますが、やはり
 自分自身がそのことの大切を感じない限りは、次のステップへは進まない。
 でも、『気づき』が芽生える瞬間を信じて、活動を続けていく意義はあるんだと、
 今回の反省を踏まえ、次はよりいいものを提供したいと思います。

・目的を明確に伝える
 自分の思い先行で、フォレスト・ガイダンスの目的、
 伝えられる側の立場など、何が一番に優先されなければならなかったのか?
 自分の思いは、一番優先順位が低かったはず・・・大きな反省点です。

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Posted by TENKOMORI at 05:24Comments(0)活動報告

2012年10月18日

10/16(火) フォレストガイダンス in 佐久間高校

今年も高校生達を対象にしたフォレストガイダンスの季節がやってきました。
今秋初は佐久間高校!一年生約40名ということでとにかく生徒たちが楽しく林業というものを体感できたらと思い、テンコモリスタッフ2名と県の職員の方たちと頑張ってきましたぐー
前半は、テンコモリのルーキーS.S君の映像を交えたかなり勢いのあるトークで生徒たちの笑いをおこし、後半はチェンソーを使った後に実際に生徒たちに”木”を体感してもらうため樹齢約90年の杉の丸太の輪切りにふれて年輪を数えてもらいました。
最後にクラス対抗でリレー形式で5人対5人ののこぎり競争を行い、アンカーは両チーム先生が務め、応援合戦の末大いに盛り上がりましたニコニコ
勝ったチームには天竜杉ツリーの割り箸をプレゼント!
50分という時間があっという間に感じました。
今回の出前講座を通じて、高校生たちが”木”を通じてこんなに楽しんでくれてうれしかったですびっくり生徒、先生、県の職員の方たち、みんなに感謝ですおすまし
12月に山で開催予定のフォレストガイダンスに1人でも多くの高校生達が来てくれることを期待してます。

当日の写真が届きましたので、掲載します↓



  

Posted by TENKOMORI at 14:25Comments(0)活動報告

2012年10月08日

うれしいお便り

 
みなさま、連休をいかがお過ごしでしょうか?
果てしなく、のんびりしている山田ですパンダ

先月のイベント「探検!きこりの森」に参加してくれた友達が、
お土産で作ったポプリコースター(天然絞り丸太です!)を
ステキにアレンジしてくれましたキラキラ

手拭いで包んだだけだったポプリがクッションに!

しかも、このリボン、ブローチになってますびっくり
 


コースターはおばあちゃんのお誕生日プレゼントプレゼント


もう1枚の天シボのコースターは、表札にするべく、
旦那さんが必死に磨いているところだそうな。
枝打ちの跡を「リンゴみたいでかわいいりんご」って言ってました。
そう言われれば、リンゴに見えますね!


こんなに大事にしてくれるなんて、嬉しいなぁ。
ちびっこ二人も山を思い出してくれるかしら?
また遊びに来てね~バイバイ



  


Posted by TENKOMORI at 00:05Comments(0)日記